サスケ 『Smile』


Smile

2004年10月6日発売。
サスケの1stアルバム。

メンバーは北清水雄太と奥山裕次の二人で
埼玉の大宮駅でストリートライブをしていた。

それより大事なのはストリートミュージシャンを紹介する音楽番組である
「ストリートファイターズ」で出演していたことである。

僕はテレビ番組「ストリートファイターズ」で「青いベンチ」を聴き、サスケを知った。
その時はシングル『青いベンチ』が発売されるという宣伝がされていたから、
シングル『青いベンチ』が全国発売される直前だったと思う。
いかにもゆずが始まるストリートライブをきっかけにしてメジャーデビューをするという
フォークグループのひとつとして活動していた。

シングル『青いベンチ』が売れ、その勢いに乗っての発売だった。
このアルバムもオリコン週間アルバム売上で3位を記録している。

後に発売する
『青いベンチ~好きだった…誰にも言えない恋だった~』
では「Smile」「明日には笑えるように」除いて収録されているため、
初めて聴こうとする人にとっては
『青いベンチ~好きだった…誰にも言えない恋だった~』
の方を手にした方がいいのではないかと思えるはずなのだが、
アルバム1枚とおして聴く場合、世界観を感じられこっちの方がいい。
知らない人にとっては「青いベンチ」だけの一発屋のように見えるが
曲の水準はとても高く、
アコースティックギターが全面に出したサウンド、
何かと奥手な主人公が出てくる歌詞、
キャッチーなメロディーが心地よい。

収録曲の7曲中4曲、西脇唯が作詞作曲を手伝っている。
アルバムのクレジットに「song wrinting supported」と
書かれていてこれがどこまで曲づくりに参加しているのかはっきりしていない。
この件を調べると、難しくて
このことがサスケの音楽活動に影を落とした可能性がある。

このアルバムが発売され売れ行きが良かったのにもかかわらず、
ライブとリリースがあまり行われなかったことが
人気を持続できなかった最大の原因となる。
当時僕は高校生でブレークした頃をリアルタイムで感じているが
何故あまり活動しなかったのか不思議だった。

作詞作曲 北清水雄太
song writing supported 西脇唯(2,3,4,6)
編曲 関淳二郎

1.Smile★★★
2.紫陽花の詩★★★☆
3.明日には笑えるように★★★☆
4.雨の遊園地★★★
5.12月のリング★★★☆
6.青いベンチ★★★★
7.旅立つ君へ★★★

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