ディジー・ガレスピー /チャーリー・パーカー 『Live at Town hall』

ジャズに興味をもったら、チャーリー・パーカーの演奏を聴いてみたいと思うかもしれない。
ただチャーリー・パーカーのアルバムの決定打は難しい。

というのはチャーリー・パーカーが全盛期(1940年代)の頃には
いまのアルバムにあたるLP盤(一般的にアナログ盤と呼ばれているもの)
というものが普及していなかったから、
スタジオ録音で全盛期の演奏をライブ演奏のように録音したものは存在していない。

だからライブ盤を聴くのがいいのだけど、
ただでさえこの当時の録音は今を基準にして聴くともともと音質は良くないし、
それにライブ盤として発売する目的でライブ演奏を録音しているわけでないから、
「音楽」として聴くには、
チャーリー・パーカーに特別な思い入れがあるわけでもない人にとって
チャーリー・パーカーが出演しているライブ盤は音質の面で
聴くの結構つらいと思う。

チャーリー・パーカーのライブ盤としてよく
『Jazz At Massey Hall 』が挙げられるんだけど、
確かに当時のチャーリー・パーカーとしてはかなり調子がよく、
それ以外の共演者が
バド・パウエル(ピアノ)、チャールス・ミンガス(ベース)、マックス・ローチ(ドラム)
と豪華メンバーだから、それは確かにとても魅力だけど
1953年の演奏でチャーリー・パーカー亡くなる2年前の演奏で全盛期程のパフォーマンスはしてないと思う。

ちなみに入門として『チャーリー・パーカー・オン・ダイアル』が挙げられることがあるが
それはどうかしていると思う。
音質はとても悪く
スタジオ録音としてのメリットである音質のよさは無いし、
ライブ盤と違い約3分の演奏の手際よくやっているだけだ。

僕は『Live at Town hall』 が音質とパフォーマンスの2つの総合で考えたらベストだと思う。
1945年8月の全盛期の演奏。しかもこの時代にはしてはとても音質が良い。
音質は『Jazz At Massey Hall 』とほぼ互角、
パフォーマンスは『Live at Town hall』の方が明らかに素晴らしい。

簡単に言うと
『Jazz At Massey Hall』もいいですけど、
僕ははじめてチャーリー・パーカーの演奏聴くんだったら
『Live at Town hall』の方がおススメですよ。
そんな戯言です。

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